「頻度集計」とは、検索キーワードの前後に存在する単語の出現回数を「英辞郎 on the WEB Pro」の収録データから集計し、出現頻度が高いものから順に最大で20件表示する機能です。これにより、Collocationと呼ばれる単語と単語のつながり(連語・共起関係)が強い語彙を、出現頻度順に一覧することができます。
- 1.頻度集計の検索結果画面
- 2.頻度集計の使い方
- 3.検索キーワードと各単語のセットを「英辞郎 on the WEB Pro」で検索する
- 4.「頻度集計設定」で、さらに高機能な集計をする
- 5.絞り込み検索
- 6.頻度集計した検索と同じ条件で、そのまま「整列」をする
- 7.変化形も含めて検索
- 8.単語関数指定検索
頻度集計の検索結果画面
- 1.検索キーワード入力欄
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- 検索キーワードを入力するテキストボックスです。こちらに入力された検索キーワードを軸に頻度集計の結果を表示します
- 「英辞郎 on the WEB Pro」のトップページ、通常モードの検索結果ページの検索窓からもご利用いただけます
- 「英辞郎 on the WEB Pro」の英和検索結果ページに表示された見出し項目の右横にある拡張検索機能( アイコンをクリック)からも頻度集計が可能です
※小窓モードからは拡張検索機能はご利用いただけません
- 2.「頻度集計」ボタン
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- クリックすると入力した検索キーワードの頻度集計をおこないます
- 「英辞郎 on the WEB Pro」のトップページ、通常モードの検索結果ページからご利用いただく場合も、検索窓の下に「頻度集計」ボタンがありますので、そちらをクリックしてください
※ 小窓モードからはご利用いただけません
- 3.「絞り込み検索条件追加(変更)」リンク
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- 検索結果に対して、さらに特定のキーワードを含む見出し語を検索します(クリックすると入力欄がポップアップで表示されます)
- 4.「この検索条件で整列」リンク
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- クリックすると検索条件を引き継いで整列をおこないます
- 5.「頻度集計設定」リンク
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- 「変化形を原形に戻して検索する」「指定した単語を除去して集計する」などの条件を設定することができます
の状態でクリックすると設定が表示され、 の状態でクリックすると設定を閉じます
- 「変化形を原形に戻して検索する」「指定した単語を除去して集計する」などの条件を設定することができます
- 「頻度集計」結果一覧
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- 検索キーワードを中心に、その左右(前後)3語目までを、出現頻度順に出現回数と共に表示します。前後に出現する単語は、単語の上にポインタを乗せると、検索キーワードとその単語の位置関係を吹き出し形のツールチップで表示し、クリックするとその位置関係を保った状態での「英辞郎 on the WEB Pro」検索結果を別のウィンドウで検索します
頻度集計の使い方
- 「英辞郎 on the WEB」のトップページ、検索結果ページの検索キーワード入力欄に、頻度集計したいキーワードを入力し、「頻度集計」ボタンをクリックします
- 整列・頻度集計結果画面からの検索の場合は、赤い検索窓の「検索キーワード入力欄」に、検索したい文字(半角英数字)を入力します
- 検索は 英和のみ となります
- スペース区切りで2単語以上入力すると、フレーズ検索を行います(例:going to)
- 検索キーワード入力欄の右の「頻度集計」ボタンをクリックします
- 単語の大文字と小文字の区別はしません
- 検索キーワードを中心に、左右3単語目までの単語とその出現回数を表示します
- 上の頻度集計結果画面の場合、"relationship" の直後に最も頻繁に出現する単語(右 1 単語目)は "with"、直前に最も頻繁に出現する単語(左 1 単語目)は "good" であることがわかります。また、 relationship の場合、good(良い)close(密接な)、personal(個人的な)、working(仕事上、職場での)、long-term(長期的な)などが形容詞として頻繁に使用されることがわかり、直後に来る前置詞としては、with(との)、between(二者間の)が多いことが見てとれます
- 出現回数が多い上位20個までの単語を表示します。出現回数が多いものから順にページ上部より表示され、出現回数が多い単語は大きいサイズの文字で表示されます
- 上位20個と同数の出現回数の単語がある場合は、上位20個目の単語の列に表示される「同じ頻度の単語」というリンクをクリックすると表示することができます(10個まで表示)
検索キーワードと各単語のセットを「英辞郎 on the WEB Pro」で検索する
頻度集計の結果に表示された一覧の単語をクリックすると、検索キーワードとその単語の位置関係を保ったまま、「英辞郎 on the WEB Pro」でフレーズ検索することができます。
- 「頻度集計」で検索結果を表示します
- 一覧の中から、任意の単語をクリックします
- 検索キーワードとその単語の位置関係を保った条件で「英辞郎 on the WEB Pro」の検索を行います(結果は別ウィンドウで表示します)
- 上の頻度集計結果画面の場合、右1語目の "with"(1行目)をクリックした場合、「英辞郎 on the WEB Pro」から見出し項目に "relationship with" が含まれるものを検索します(検索結果はこちら)
- 上の頻度集計結果画面の場合、左2語目の "mutually"(3行目)をクリックした場合、「英辞郎 on the WEB Pro」から見出し項目に "mutually 〈1語〉 relationship " のように "mutually" と "relationship" の間に1語を含む見出し項目を検索します(検索結果はこちら)
「頻度集計設定」で、さらに高度な集計をする
検索結果が表示されると、検索窓の右下にある「頻度集計設定」が表示されます。この「頻度集計設定」リンクから、表示されている検索結果に対し、さらに詳細な条件を加えて再集計することができます。
- 「頻度集計」を実行して、検索結果を表示します
- 集計対象がなかった場合、「頻度集計設定」は表示されません
- 「頻度集計設定」のリンクが 詳細になっている場合は、クリックして入力欄を開きます
- 「頻度集計設定」リンクが の時にクリックすると、入力欄が閉じます
- 再集計を行う条件を入力し、「再集計」ボタンをクリックします
- 「変化形を原形に戻して集計する」:
「はい」を選択すると、集計結果に表示された単語の変化形を原形に戻して集計します[初期設定=「いいえ」]- 集計結果の右 1 語目に animals(21) と animal(9) という単語(括弧内の数字は出現回数)が存在する場合、 animals を原形である animal として集計を行います。この状態で再集計を実行すると、集計結果の右 1 語目に animal(30)として表示されます
- 「指定した単語を除去して集計する」:
「はい」を選択すると、テキストボックスに入力した単語を、集計対象外の単語として扱い、集計結果から除去します[初期設定=「いいえ」]- 単語は半角スペースで区切って複数指定することができます
- テキストボックスは、半角128文字まで入力できます
- テキストボックスに入力がない場合は、下記の単語が自動的に除去対象となります
a, an, the, ones, someones, my, your, his, her, its, our, this, these, that, those, such - 「再集計」ボタン:クリックすると、「変化形を原形に戻して集計する」と「指定した単語を除去して集計する」に入力された内容を条件で、再度集計を行います
※「頻度集計設定」 で設定した検索条件は「整列」には引き継げませんのでご注意ください
- 「変化形を原形に戻して集計する」:
- 3 で入力した条件で再集計した結果が表示されます
絞り込み検索
下記のように provide で整列した結果に対して、さらに to という単語がある見出し語だけを絞り込み検索をしたい場合は、
- provide で検索します
- 検索結果が表示されたら、 検索文字列の右にある「絞り込み検索条件」 の 「追加する」(または「変更する」) リンクをクリックします
- 「この検索結果に対して絞り込み検索」というウィンドウが表示されたら、 to を入力し、「OK」ボタンをクリックします
※ウィンドウの形状はブラウザによって異なります - provide の検索結果に対し、さらに to が存在する見出し語のみに絞り込んだ検索結果を表示します
頻度集計した検索と同じ条件で、そのまま「整列」をする
「この検索条件で整列」リンクをクリックすると頻度集計した条件を、そのまま引き継いで整列ができます。
例えば、上記のように、「provide で検索 + to で絞り込み検索」という条件で頻度集計をしていた場合、その状態で「この検索条件で整列」をクリックすると、同じ条件で「整列」の検索をおこないます。
Memo: 「頻度集計設定」は引き継げません
・ 「頻度集計設定」 で設定した検索条件は「整列」には引き継げませんのでご注意ください。
変化形も含めて検索
検索キーワードにする英単語の変化形(動詞の活用形や形容詞・副詞の比較級・最大級、名詞の単数形・複数形)も含めて検索したい場合には、[ ](ブラケット)で英単語を囲んで検索します。
例:
- [take] と検索 ⇒ take と take の変化形も含めて検索 (take, takes, taking, took, taken で検索)する
検索キーワード入力欄の下にある「変化形も含めて検索」チェックボックスにチェックを入れた状態で「頻度集計」ボタンをクリックすると、検索キーワードの各単語が [ ] で自動的に囲われ、変化形を含めた検索を行うことができます。
- 検索キーワード入力欄に検索したいキーワードを入力します
- 「変化形も含めて検索」チェックボックスをクリックしてチェックを入れます
- 「頻度集計」ボタンをクリックします
- 検索キーワードの各単語の変化形も含めた検索結果を表示します
※このとき、検索キーワード入力欄の単語は [ ] で囲まれています
Memo:変化形検索については、以下の点にご注意ください
・ 原形は異なっていても、同じスペリングの変化形をもつ単語を検索した場合、どちらの変化形も含めて検索します
例:[lay] と検索 ⇒ 他動詞「lay」であり、自動詞「lie」の過去形でもあるケース(「lay」の変化形と「lie」の変化形で検索します)
・ 変化形のデータが登録されていない場合は、変化形も含めた検索はできません。( [ ]で囲まれた単語で通常の検索をします)
単語間数指定検索
「英辞郎 on the WEB Pro」の機能のひとつである単語間数指定検索は、頻度集計でもご利用いただけます
単語間数指定検索についての詳細は、「高度な検索」の「単語間数指定検索」の項目をご参照ください。